今回はJavaScriptでオブジェクトをjsonファイルとしてダウンロードする方法を紹介します。
オブジェクトをjsonとしてダウンロードする方法
結論、以下のように書けばokです。
<button type="button" id="button">download</button>document.getElementById('button').addEventListener('click', () => {
// jsonを作成
const json = {
name: '田中太郎',
age: 20,
};
// ダウンロード
const blob = new Blob([JSON.stringify(json)], { type: 'application/json' });
const url = (window.URL || window.webkitURL).createObjectURL(blob);
const a = document.createElement('a');
a.href = url;
a.download = 'ファイル名';
a.click();
a.remove();
window.URL.revokeObjectURL(url);
});
HTMLはダウンロード用のボタンを用意しただけです。
js側ですが、new Blob()はバイナリデータを作成できるものです。JSON.stringify()してnew Blob()に渡せばjsonファイルが作成できます。
createObjectURL()で作成したjsonファイルをダウンロードするためのURLを作成します。引数にblobを渡すことでそのファイルを参照するURLを作成できます。
あとはダウンロード用に一時的な<a>タグを用意し、hrefに作成したURLを、downloadにファイル名を指定してa.click()でクリック処理を走らせます。これでjsonがダウンロードされます。また、この<a>タグは一時的なものなので終わったらremove()で削除しておきます。
またcreateObjectURL()で作成したURL(参照)はそのままにしておくとメモリ内にずっと残ってしまうため、削除するためにrevokeObjectURL()を書いておく必要があります。
new Blob()、createObjectURL()、revokeObjectURL()について詳しく知りたい方はMDNを参考にしてみてください。
流れとしては、
new Blob()でjsonファイルを作成createObjectURL()で作成したjsonファイルを参照するためのURLを作成<a>タグクリックでダウンロード処理revokeObjectURL()でURL削除(メモリ解放)
という感じです。
普段あまり使わない関数が結構出てくるので最初はわかりにくいですが、やり方は同じなのでなれるとそこまで難しくないです。
まとめ
特にフロントエンド開発ではjsonをダウンロード処理する機能を作ることは割とあるのでできるようになっておくとスムーズに開発が進んでいい感じです。
ぜひ使いこなせるようになってみてください。




