今回はランサーズに登録するまでの流れと、登録後にやっておいたほうがいいことを図解します。
その前に、「クラウドソーシングとは?」という部分を少し解説します。
クラウドソーシングって何?
クラウドソーシングは簡単に言うと「仕事を発注したい人」と「仕事を受注したい人」のマッチングサービスです。
誰かに仕事を依頼したい人がクラウドソーシングサイトにてワーカーを募集し、ワーカーは自分の好きな案件に提案して仕事の受注に繋げることができます。
クラウドソーシングサイトには今回紹介するランサーズの他、クラウドワークスなどがあります。どちらもかなりの大手ですね。
クラウドソーシングでは初心者でもちょっとした時間に在宅でお金を稼げるので、副収入を得る副業としてはピッタリです。
ただし、単価が安いものが多く、安定して高収入は得るのは難しいというデメリットはありますが、月1万円〜5万円程度ならそこまで難易度は高くありません。
ランサーズに登録するまでの流れ
まずはランサーズ登録ページに行き、画面右上の「会員登録(無料)」から登録します。
メールアドレスを入力して、「会員登録をする」をクリックします。
入力したメールアドレスに認証用のメールが届くので、クリックします。
好きなユーザー名とパスワードを決めて、「フリーランス・副業・在宅で働きたい」にチェックを入れます。(仕事を発注したい人は「仕事を発注したい」チェックしましょう。)
ユーザー名はペンネームでもokです。
終わったら「次へ」をクリックします。
必要な情報を入力していきます。
「お名前」の欄には本名を入力しましょう。本名は非公開ですが、下の「表示名に本名を利用する」にチェックを入れると本名が表示されるようになります。
「職業」は自分に一番近いものを選択します。当てはまりそうなものがなかったら「その他」で大丈夫です(後からいくらでも変更できます)
「希望時間単価」はよくわからなかったら1,000円くらいにしておけばいいと思います。
これで登録は完了です!
プロフィールを編集する
プロフィールを入力しておくことで案件の受注率が上がります。依頼する側も相手がどんな人なのかなんとなくわかった方がいいですからね。
まずはアイコンを変更しましょう。デフォルトのアイコンだと自分がどんな人なのか全くわかりませんからね。
トップページのアイコン画像をクリックするとプロフィールの編集画面に移動します。
項目が多いので必要な部分だけ取り上げて解説します。
- プロフィール写真
- 自分の好きな画像でいいので、とにかくデフォルトのプロフィール写真から変更しましょう。あえて奇抜な画像を選んで目立たせるという作戦もアリですね。
- 表示名
- 自分のユーザー名を変更したい場合はここに入力しましょう。
- キャッチフレーズ
- 自分の強みや、自分に依頼するメリットを端的に書くといいと思います。「強みが特にない…」という人はとりあえずやる気はあるということをアピールしておきましょう。
- 自己紹介
- 「自分はどんな人か?」「自分ができる仕事内容は何か?」「自分に依頼するメリットは何か?」といったことを書きましょう(箇条書きにすると見やすいです)。過去の実績や稼働できる時間も書くとなおいいです。内容は少なすぎると微妙ですが、長すぎても読む気がしないので程よい長さを心がけましょう。他の人のプロフィールを参考にしてもいいですね。
- 稼働状況
- とりあえず「仕事できます」を選択しておきましょう。忙しくてできなかったら断ればいいだけです。
なお、これらの入力欄は最初はざっくりで構いません。ランサーズは他にも入力項目が結構あるので時間をかけすぎると終わらない上、後からいくらでも変更できるからです。
最初はざっくりと埋め、後から修正するようにしましょう。
また、かなり下の方にスクロールすると得意なカテゴリーを選択できる欄があります。
自分のできそうなジャンルにチェックを入れておきましょう。カテゴリーをまたいでチェックを入れても大丈夫です。
一通り入力が終わったら「保存する」をクリックします。
他のプロフィール項目も編集する
ランサーズには他にもプロフィール項目があるのでサクッと埋めてしまいましょう。
ここはそんなに時間はかかりません。
画面右上の自分のアイコンをクリックし、「プロフィール表示」をクリックします。
「ポートフォリオ」「スキル」などの項目がありますね。順番に解説します。
ポートフォリオ
ポートフォリオとは過去に作った制作物のことです。
特にWebデザイン・プログラミング系の仕事を受注したい人はポートフォリオがあったら貼っておくといいでしょう。
ないならしょうがないので空欄で大丈夫です。ポートフォリオがないと全然仕事が取れないというわけではないのでご安心を。
スキル
アピールできそうなスキルを追加しておきます。
スキルのレベルは自己評価です。少しくらいなら盛ってもバレないでしょう。
また、スキルはいくらでも追加できるので、片っ端から追加しても構いません。
追加できそうなスキルがない場合はとりあえず一番近いものか、これから受注したい仕事のジャンルとかでいいでしょう。
ビジネス経験
過去の職業や、携わったプロジェクトがあれば書いておきましょう。
学生などはビジネス経験がない人がほとんどだと思うので、ガン無視で構いません。
資格
何か資格を持っているなら書いておきましょう。特にこれから受注しようとしている案件に関係する資格だとポイント高いですね。
ただ、個人的に資格はそこまで重要じゃない気がします。資格持ってない人なんてたくさんいるので。
書いてあれば少なくともプラスにはなりますが、書いてないからといってマイナスになることはありません。それくらいの認識で大丈夫です。
ランサーズチェック
ランサーズチェックでは仕事に対する理解度、個人情報に関する知識、ビジネスマナー的な部分の質問に答えます。
これを行うとランサーズチェック認定が入り、信憑性が上がるらしいです。
なお、ランサーズチェックの回答内容はプロフィールに表示されます。
また、何度でもやり直しができるので、間違えたりチェックして時間が経っていたらもう一度やり直してもいいでしょう。
質問内容は以下の10個です。
- 作業をするパソコンはウイルス対策が行われていますか?
- 作業をするパソコンは共有ではないか、パスワードが設定されていますか?
- メールの確認頻度は?
- 一日に作業ができる時間(1週間平均)はどれくらいありますか?
- 著作権などの知的財産権について理解し、提案や仕事内容に権利侵犯がないか注意していますか?
- 個人情報保護について理解していますか?
- 業務委託契約や秘密保持契約などの契約を結ぶことができますか?
- プロジェクト開始後など、必要であれば情報を交換し、電話などでも連絡できますか?
- 見積書や請求書などが必要であれば、作成できますか?
- ランサーズの利用規約や各種ルールを理解していますか?
ランサーズチェックが終了するとこんな画面になります。
回答内容はプロフィールに反映されているので確認してみましょう。
4つの認証を済ませる
ランサーズの4つの認証を済ませておくと本人の信憑性が上がり、受注率アップに繋がります。
これは時間があるときで構わないのですが、ついでなのでこのままやってしまいます。時間はかかりません。
なお、ランサーズチェックはすでに終わらせたので省略します。
「プロフィールを表示」の画面の右側にある赤枠の部分が4つの認証です。
本人確認
先にプロフィールに住所などを入力しておいてください。本人確認ができるようになるのはそれからです。
本人確認は、運転免許証やパスポートを写真に撮って添付することで、本人であると証明するためのものです。ランサーズに登録されている情報と、自分自身の情報が一致するかを確認しているわけですね。
本人確認を済ませるには運転免許証やパスポートはスマホで写真を撮って添付するだけです。3〜5日営業日で終わります。
機密保持確認
ランサーズの利用規約である機密保持について改めて署名を行うことで、認証してもらうものです。
本人確認ができていないと機密保持確認もできないので、先に本人確認を済ませてしまってください。
やることはチェックを入れるだけです。秒で終わります。
電話確認
先にプロフィールに電話番号を入力しておいてください。電話確認ができるようになるのはそれからです。
電話確認に申請すると確認専用ダイヤルの番号が送られてきます。そこに電話をかけるだけで確認は終わりです。
実際に人と話すわけではなく、コンピューターによる自動判定です。30秒くらいで終わります。電話代もかかりません。
以上で4つの認証も終わりです。
入力項目多すぎですね…お疲れ様でした!
実際に案件を受注してみる
ここまできたら実際に案件を受注してみましょう。
「どんな案件から受ければいいのかわからない…」という人にオススメなのは、ライティング案件です。
詳しい理由はクラウドワークス初心者でも稼げる仕事はライティングです【月4万稼ぐ】で解説しています。(クラウドワークスと書いてありますが、ランサーズでも同じです)
また、記事によっては「初心者はタスクがおすすめ!」と書いてあったりしますが、僕はオススメしません。その辺りの理由も含めて解説しているのでぜひ参考にしてください。