【初心者向け】SEO対策とは?基本を絶対にわかるように解説する

サムネイルブログ運営

新しくブログを始めた人が遅かれ早かれ必ず聞くのが「SEO対策」という言葉ですね。

ブログで収益を上げていくためには切っても切り離せない関係です。

 

そこで今回はSEO対策とは何か?ということから、初心者でもできるSEO対策まで紹介します。

 

ブログを始めたばかりの初心者でも絶対にわかるように、専門用語や難しい言葉は噛み砕いて解説します!

それでもわからない部分は飛ばしてもらって構いません。ブログを運営しながら少しづつ理解していけば大丈夫です。

 

この記事の目的

  • ブログ初心者でもSEOが理解できる
  • 実際にSEO対策ができるようになる

 

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SEOとは?

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SEO = 検索エンジン最適化

検索エンジン = Google、Yahoo! などの検索サイト

 

つまりSEO対策とは、Google対策やYahoo!対策と言うことができます。

記事ごとにSEO対策を行うことでGoogleなどの検索エンジンから評価され、記事が上位表示されやすくなります。

 

なぜSEO対策が必要なの?

自分の書いた記事を検索上位に表示させるためです。

 

SEO対策をしっかり行えばGoogleからも評価され、検索上位に表示されやすくなる→アクセスアップに繋がる→収益が上がるという一連の流れができます。

ブログで収益を上げるためには検索エンジンからの流入が重要になってきます。検索上位に表示されればある程度安定した流入が見込めるからです。

 

逆にSEO対策をしていない記事は評価されにくいどころか、価値の低いコンテンツとして評価を下げられてしまう可能性があります。そうなればいつまで経っても誰も読みに来てくれません。

 

ブログを成長させるならSEO対策は必須ということですね。

 

具体的にどうやってSEO対策をすればいい?

では具体的なSEO対策について説明します。

SEO対策には様々な方法がありますが、ここでは各対策の難易度とその効果をまとめてみました。

難しいものに関しては飛ばしても構いません。SEO対策についてはブログを運営しつつ徐々に勉強していけば大丈夫です。

 

1.タイトルにキーワードを含める

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難易度:低効果:大

SEOで最も基本的かつ重要なのが、タイトルにキーワードを含めるという方法です。

検索欄に入力されたキーワードがタイトルに含まれる記事は上位表示されやすくなります。

 

ーキーワードの決め方についてー

キーワードを決めるには、「その記事を誰に読んで欲しいか」を考えることが重要です。

例えば「ブログの始め方」を解説した記事の場合、この記事を読んで欲しい人は「ブログの始め方がわからない人」のはずです。

そしてブログの始め方がわからない人は『ブログ 始め方』のようなキーワードで検索しているはずです。

なので記事タイトルには『ブログ』『始め方』のようなキーワードを入れれば上位表示される可能性が高まるというわけです。

 

この記事の場合は「SEOとは何かを知らない人」に向けて書いています。

そのような人は『SEOとは』といったキーワードで検索するはずなので、それに引っかかるようにタイトルに「SEOとは」というキーワードを入れています。

 

また、キーワードは1つだけではなく、3〜4つ程度までならタイトルに含めて大丈夫です。それ以上入れてもあまり意味はないと思います。

 

もう一度言いますが、タイトルはマジで重要です!必ず意識しておいてください。

 

2.見出し構造の論理化

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難易度:低効果:中

記事を書く際は見出しを使って文章をカタマリごとに区切りましょう。

これはGoogleに記事の構造を伝えるのに役立つだけでなく、記事の読みやすさにも繋がります。

記事が読みやすいとユーザーの滞在時間が長くなったり、最後まで記事を読んでくれる可能性が高まるので、より記事が高く評価されます。

 

具体的には、記事中には見出し1(<h1>)は使いません。

見出し1は原則サイト内に1つであり、多くの場合サイトタイトルになっています。

なので記事中では見出し2(<h2>)以下を使うようにします。見出し2以下はいくら使っても構いません。

 

また、見出しは必ず順番通りに付けましょう。

見出し2の中は見出し3以降だけ、見出し3の中は見出し4以降だけ…というように入れ子の構造にします。

 

3.コンテンツの充実

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難易度:中効果:高

正直SEO対策のほとんどがコンテンツの質(とタイトルの付け方)で決まるといっても過言ではありません。それくらい記事の中身を充実させることが最強のSEO対策なのです。

 

「じゃあコンテンツの充実ってどういうこと?」というと、以下の要素に分けられます。

  • ユーザーにとって価値があるか?
  • ある程度の文字数があるか?
  • オリジナルのコンテンツであるか?
  • ユーザーの離脱率が高くないか?

 

ユーザーにとって価値があるか?

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これがSEO対策で最も重要な部分です。

言い換えれば、「ユーザーが知りたい情報が書いてあるか?」「ユーザーの悩みは解決できたか?」という観点です。価値の高い記事=ユーザーの悩みを解決できる記事です。

 

何かを検索する人はそれに関する情報が知りたかったり、悩みを持っています。

そういったことを解決できる記事はユーザーにとって価値が高いと言えます。

 

例えば『ブログ 始め方』で検索している人はブログの始め方がわからない人と考えることができます。

その人が記事Aを読んで悩みを解決し、実際にブログを始められるようであれば記事Aは価値が高いと言えます。

逆に記事Aだけでは悩みを解決できず、記事Bや記事Cも読まないといけないなら記事Aはユーザーの悩みを解決できていないので価値が低いと言えます。

もちろん雑記メインの記事でも、内容に有益な情報を盛り込むことでコンテンツを充実させることができます。

 

こう言われると少し難しい気がしますが、要するに誰かにとって有益な情報が盛り込んであれば大丈夫です。

日記や雑学みたいな記事でも、誰かの役に立つ内容を入れることでコンテンツを充実させることができるわけですね。

 

ある程度の文字数があるか?

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検索上位を狙うためには目安として2000文字前後かそれ以上の文字数が必要になってきます。

文字数自体が少ない記事はコンテンツの充実も難しく、上位を狙うのが難しいです。

 

初心者がよくやってしまいがちなのが、300文字〜500文字程度で「今日の出来事」みたいな記事を書いてしまうというものです。

内容もそうですが、文字数も少ないので上位に上がりにくいです。

 

じゃあひたすら文字数を稼げばいいのかというと、それも違います。

だらだらと無駄に長い文章は要点が見えにくいだけでなく、ユーザーを飽きさせてしまうので離脱率が上がってしまい、結果的に記事の評価を下げることになります。

要点が見えない10,000字の記事より、要点がまとめられた3,000字の記事の方が読みやすいはずです。

文字数が多いに越したことはないですが、無理矢理かさ増しするのは逆効果なのでやめましょう。

 

逆に文字数が少なくても価値の高い(=誰かの役に立つ)記事なら上位に上がる可能性も十分あります。

結局Googleは価値の高い記事を上位にあげるので、価値が高ければ文字数が少なくても大丈夫ということになります。

 

ただ、やはり上位を狙いたいなら2,000文字は意識しておいた方がいいと思います。

 

オリジナルのコンテンツであるか?

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オリジナリティーのある記事であるか、要するに他の記事をパクってはいないかという点です。

他サイトの記事を丸々パクったような記事は当然アウトです。

他サイトの記事は参考にする程度に読み、内容は必ずオリジナルのものにしましょう。

 

ユーザーの離脱率は高くないか?

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価値の低い記事や要点が見えてこない記事はユーザーを不快にさせ、離脱率を高めてしまいます。

価値が低い記事=離脱率が高い、離脱率が高い=価値が低い記事です。

 

コンテンツが充実していてユーザーの悩みを解決できる記事なら、ユーザーの滞在時間も長くなりますし、最後まで読んでくれるはずです。

ユーザーが離脱しないためにも、端的でわかりやすい記事を書くようにしましょう。

 

ユーザーの離脱率を下げる方法として、画像やイラストを多く使うという方法があります(必ず著作権フリーの画像を使ってください!)

文字だけの単調な記事よりも、画像やイラストがたくさんある記事は視覚的に認識しやすく、メリハリをつけることができるので、結果的に離脱率を下げることができます。

画像を置く位置は、記事の最初にサムネイル、記事が長いなら各見出しの下に画像を置くのが定番です。

 

他にも赤字蛍光アンダーライン吹き出しなども記事にメリハリをつけたり、要点を強調することができるのでユーザーが飽きずに最後まで読んでくれる可能性が高まります。

イラスト

こんな感じの吹き出しを見たことがある人は多いと思います

 

ユーザーの離脱率を下げるにはコンテンツの充実はもちろん、画像を取り入れたり文字を装飾してよりわかりやすく、飽きさせない記事を作ることがポイントです。

 

コンテンツを充実させる方法は…

  • 誰かにとって有益な情報を盛り込む
  • 2,000文字前後を目安に書く
  • オリジナルのコンテンツにする(他の記事を丸パクリしない)
  • 画像をたくさん使用し、重要箇所の文字は装飾する

 

4.ドメインパワーを強くする

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難易度:高効果:高

ドメインパワー=ドメインに対する評価。ドメインパワーが強いほど上位表示されやすい。

ブログのドメインが評価されるようになると、必然的に多くの記事も評価されるようになります。

ドメインが評価されているということは、それだけサイトの信憑性やコンテンツの質が高いことを意味するからです。

 

「じゃあどうすればドメインパワーを強くすることができるのか?」というと、以下の要素に分けられます。

  • ある程度の期間ブログを運営する
  • アクセス数を集める
  • 被リンクを集める

 

ある程度の期間ブログを運営する

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ブログを始めたばかりの頃はドメインパワーはほぼ0です。

そのため、記事を書いても書いても全く上位表示されない辛い期間になります。

 

ただ、大体3〜4ヶ月くらいブログを運営を続けると少しずつドメインが評価され、記事が上位表示されるようになってきます。競合が弱いキーワードならなおさらです。

 

ドメインパワーはある程度の期間ブログを運営しないと絶対に強くなりません。なので最初の頃は検索上位が取れないのが当たり前です(逆に最初から検索上位が取れたら不正じゃね?ってなります笑)

最初は検索上位が取れなくても焦らないでください。3〜4ヶ月後のために記事をできるだけストックしておきましょう。

 

アクセス数を集める

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3〜4ヶ月ブログを運営すると少しずつドメインパワーが強くなり、検索上位に表示されると説明しました。

検索上位に表示されるとアクセスが集まりますよね。するとまたドメインパワーが強くなります。

ドメインパワーが強くなるということはさらに記事が検索上位に表示されやすくなります。

 

こんな感じでどんどんアクセスが集まり、どんどんドメインパワーが強くなる連鎖ができます。

より多くのアクセスを集めるためには先ほど説明したようにコンテンツの質を上げ、記事たくさん作って検索上位を狙っていく必要があります。

 

また、TwitterなどのSNSで活動を呼びかけ、流入を狙うという方法もあります。

記事をTwitterで共有したり、フォロワーを増やすといった方法でアクセスを集めることもできます。

 

ただ、最初はあなたのことを誰も知らないのであまり多くの流入は見込めません。

Twitterはブログと並行して運用するくらいの感覚でいいと思います。

 

被リンクを集める

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被リンク=自分が書いた記事のURLが共有・紹介されること。

Twitterで自分が書いた記事が共有されたり、他のサイトに記事を紹介されると被リンクを獲得できたと言うことができます。

この被リンクがドメインパワーとかなり大きく関わっています。そしてかなり難しいです。

 

被リンクを集める一番堅実な方法は、やはり良質なコンテンツを生産し続けることだと思います。

良質なコンテンツで検索上位を取れれば、その記事を参考にした誰かがその人のブログで紹介してくれるかもしれません(「◯◯についてはこの記事が参考になります」みたいな感じ)

 

他に被リンクを集める方法としてトレンド記事を書くという方法があります。

僕はやったことがないのではっきりしたことは言えないのですが、トレンド記事は比較的共有・拡散されやすい傾向があると思います。

ただ、トレンド記事はあくまで一過性のものです。継続的なアクセスを稼ぐことが難しいので注意しましょう。

 

また、かなり難しいですがバズを狙うという方法もあります。

1記事でもバズを起こせれば相当な量の被リンクを獲得できますが、これは狙ってできるような芸当ではないですし、初心者からすると相当難しいです。

 

やはり被リンクを集める方法として最も堅実な方法は、質の高い記事を量産することと言えそうです。

 

ドメインパワーを強くする方法は…

  • まずは3〜4ヶ月程度運営してみる
  • アクセス数を集める
  • 被リンクを獲得する

 

5.内部リンクを設置する

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難易度:低効果:中

先ほど説明した被リンクは「外部リンク」と呼ばれ、Twitterや他のブログなどの外部からのリンクを指します。

一方、「内部リンク」は自分のブログ内で記事同士のリンクを指します。

外部リンク:SNSや他サイトなどの外部からのリンク

内部リンク:自分のブログ内でのリンク

 

内部リンクを貼ることによってGoogleがブログ内の構造を把握しやすくなることに加え、ユーザーに補足情報を伝えたり、ユーザーの回遊率が上がるなど、SEO的に高評価です。

記事の内容に関連する記事があったら積極的に内部リンクを貼りましょう。

 

また、記事中では紹介できなかったが個人的に読んで欲しい関連記事がある場合は、本文の最後にまとめて配置しておくというのも有効な手段です。

これをやってる人はぼちぼち見かけますね。

 

6.サイトの表示速度を速くする

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難易度:低効果:中

ページの表示速度が速いサイトは、それだけSEO的に有利です。

万が一表示速度が遅いとユーザーが記事を読まずに離脱してしまいます。これだとアクセスアップが難しいですね。

 

簡単にできる表示速度対策としては、使用する画像の容量を小さくしてからアップロードするという方法です。

画像が重いとそれだけページも重くなるので、画像を軽くすることで表示速度を速くすることができます。

Macユーザーなら「Image Optim」というフリーの画像圧縮ソフトがオススメです。詳しくは「Macで使えるフリーの画像圧縮ソフト「Image Optim」が最高すぎる」を参考にしてみてください(←内部リンクですね)

 

また、WordPressで運営している人なら高速サーバーを使うという方法があります。

特にオススメは「エックスサーバー」です。値段も平均くらいだし、他のサーバーよりも高速です。

悩んだらとりあえずエックスサーバーにしておけば間違いないです。

 

7.記事をリライトする

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難易度:中効果:大

記事を書いたら終わりではなく、より良質な記事にするためにリライトを行いましょう。

このリライトによるSEO効果がかなり絶大で、やり方によっては圏外から上位に引き上げることも可能です。

 

ただ、リライトすると言っても回数は1〜2回程度、リライトする時期は、その記事(情報)が古くなった時や、より良質にして検索上位に引き上げたい時などです。ブログ始めたての頃はまず必要ありません。

よくわからなかったら1年後くらいに書いた記事を見返してみましょう。改善点があればリライトするべきです。

 

最後に:SEOは奥が深いです

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SEO対策について解説しましたが、深掘りすればもっと細かいポイントがあり、この記事だけでは書き切れません。

また、SEOに関しては不確実な部分もいくつかあり、本当に効果があるかよくわからないような情報も出回っています(今回紹介したSEO対策は全て効果があります)

 

ただ一つ言えるのは、コンテンツの質が高ければそれだけでSEO対策は成功するということです。

SEO対策には様々な要素がありますが、そのほぼ全てはコンテンツの質が高ければ達成できるものばかりです。

コンテンツを充実させて、積極的に検索上位を狙っていきましょう。

 

ただし、SEOを気にしすぎて記事が書けなくなるような事態は避けるべきです。

結局記事が無ければSEOは始まりませんし、最初から完璧なSEO対策をして記事を書くのは絶対に無理です。

手探りでもいいのでまずは「記事を書く」ことを優先しましょう。あとでリライトすればいいだけです。

最初は記事を書くことこそが最大のSEO対策です。少しずつ質の高い記事をかけるようになればそれで十分です。

 

最後に今回の記事を総まとめです。

 

SEO対策をして検索上位を狙うためには…

  • タイトルにキーワードを含める
  • 見出し構造を論理化する
  • コンテンツを充実させる
  • ドメインパワーを強くする
  • 内部リンクを設置する
  • サイトの表示速度を速くする
  • 記事のリライトを行う
  • まずは記事を書く

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