【タイ・バンコク】初めて海外ノマドをやったので体験談を話すよ!

サムネイル海外ノマド

海外ノマド、いいですよね…

パソコン一台で世界中どこにいても稼げる、美味しいものを食べて、美しい建物を見て、現地の文化に触れて…キラキラ…

僕も最初の頃は海外ノマドを最終目標に色々やってきましたが、ついに海外ノマドを体験することができました!

 

というわけで今回は「人生初海外ノマドはどんな感じだった?」について、思ったことを正直に書こうと思います。これから海外ノマドをしようとしている方などに見てもらえると幸いです。

ちなみに場所はタイ・バンコク、期間は3週間です!

 

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空港

普段家で使っている大きめの歯磨き粉とシェービングクリームを持っていったところ、保安検査場で没収されました…

液体は色々と細かい決まりがある(何ml以上はダメとか密閉容器に入れないとダメとか)ので前もって確認しておいてね☆

しょうがないので保安検査場の先にある免税店で書い直しました。

 

飛行機はLCCです。LCCなら成田〜バンコクまで片道15,000〜25,000円くらいで行けます。2週間前くらいが結構安い。

ちなみにLCCはクッソ狭いです。想像以上に身動きとれないです。この状態で6〜7時間くらい耐久。慣れれば多分大丈夫ですが、安く乗らせてもらってるんだから文句は言わないようにしましょ。

それと機内食はどうやって頼むかイメトレしてといてください(決済方法とか)。じゃないと僕みたいにどもって晩御飯逃します。空腹に長時間耐えるのって結構しんどいからね。

 

あと深夜に出発したので夜景と星がめちゃめちゃ綺麗でした!

参考画像↓(フリー素材です)

星空の画像

雲の上から見る星はかなり大きく明るく見えます。12月だったのでオリオン座が綺麗でしたね。

帰国は朝だったのですが、朝は他の国の陸の模様とか見えてこれまた面白いです(海の時間長いけど)

 

タイに到着

タイの空港の画像

現地の空港に着いたらまずはsimカード買わないと何もできないですね。

「税関を通過するとsimカードを売ってるお店がいっぱいあります」とかいうけど、本当にあるのかー?

 

結構ありました。しかも結構わかりやすい。お店によってsimのキャリアが違うみたいです。

3週間の滞在なのでとりあえず10gbにしておきました。

「10gb sim card please?」とか言えばオススメのsimカードとか、何日で何gb使えるとか見せてくれます。ちなみにここでぼったくられることはまずないので安心してください笑

設定まで全部やってもらったほうがいいので、「インターネットセッティング プリーズ!」という合言葉を言いましょう。向こうで全部設定してくれます。

通信速度はめっちゃ良かったです。4gでサクサク、日本といるのと変わらないくらいの速さでした。デザリングまでできるのは「スゲー!」と思ったよね。

 

とはいえ初めての人はやっぱり不安だと思うので、あらかじめ現地simの買い方を予習しておきましょう。それと国際データローミングについて知っておくこと(これ重要)

 

街に出る

ノマドの拠点となる宿に移動します。

電車やバスの乗り方は前もって調べておくか、現地で調べましょう。わからなかったらスタッフに聞きまくれば大丈夫。

 

駅周辺

宿の最寄り駅についてまず思ったのが、くっせぇ。

屋台の匂い、香水の匂い、う○こみたいな匂いが不定期にふわっとやってきます。

 

あと車多すぎ、クラクション鳴らしすぎ。夕方は警備員が交通整備してるくらいもうどうにもならない交通量です。

大通りを横断するときは勇気が必要ですね。日本の感覚で行ったら「あっぶなお前死ぬよ?w」くらいの間隔でもみんな当然のように渡っていきます。初見殺し感満載です。

 

駅の近くにはホームレスの人もいましたね。足はかなり黒ずんでる(多分垢)し、つま先にいたっては壊死してるんじゃないかっていう人もいました。前を通るたびに複雑な気持ちになります…

他にも楽器を演奏している人や、爆音で盛大にバラードを歌ってる人もいました。近くに投げ銭箱が置いてあるので気に入ったら投げ銭してあげましょう。

 

それとタイでは屋台がそこら中に出ています。

現地のローカルフード的な何かとか、洋服、財布、アクセサリーなど色々売ってます。

ただし、洋服とかは大体ぼったくりなので強気に値切り交渉しましょう。優しい気持ちを持ってはいけません(ちなみに僕は630円くらいで買えるタイTシャツを1900円くらいで買ってしまいました…めっちゃ笑顔で「コップンカーww(ありがとう)」って言っちゃったよ)

 

物価

みんな「タイは物価安い!最高!」っていうからそうなんだなーと思ったら、案外そうでもない場所もありました。

特にデパートとか世界規模のチェーン店は日本とそんなに値段変わらない場所もあります。

  • マックセット:600円
  • オムライス:500円
  • すき家のロースかつ丼:380円
  • アイスカフェラテ:250円
  • しゃけおにぎり:120円

 

こうしてみるとまだ安いほうですかね?マックは特に日本と変わらないかな。

もちろん安いものはぶっ飛んで安いです!

  • 屋台のご飯:150〜250円
  • コーラ(グラス1杯):35円
  • コーラのパチモン(コンビニ):35円
  • メントス(日本のと全く同じ):35円
  • セブンセレクトの天然水500ml:21円

天然水が21円で売ってるの見たときはたまげたなぁ…

 

コンビニの水

(1バーツ=3.5円です)

 

カフェ

「バンコクはカフェがそこら中にあります!」とかどっかで聞きましたが、言うほどそこら中にはなかったです。まあ場所にもよるかもしれないですが。

グーグルで近くのカフェを調べても出てくるのは駅構内の小さな売店みたいなカフェばかり(席とかなくて注文したらその場で作って渡してくれるアレです)

 

でも駅近の大きなデパートの中ならカフェがいっぱいあったので最初はそこで作業してましたね。

カフェの画像

キラキラ…

 

ちなみにカフェのフリーWi-fiは使えませんでした。

なんなのかよくわかりませんが、多分(事前に現地のWi-fi会社と契約していれば)フリーWi-fi使い放題ってことなんですかね。Wi-fiに繋ごうとするとログイン画面とかが出てきて市民番号とかの入力を求められます。もはや使わせる気ないですね。

カフェのフリーWi-fiくらいなら店員に聞けばパスワード教えてくれるかもですが、大手キャリアがそこら中で飛ばしてるフリーWi-fiは基本使えないです。

なので僕は外では基本デザリングで作業してました。データ容量に気をつけないと詰みます。フリーWi-fi使い放題とか言ってたの誰?

 

それと、タイに限らずですが海外ノマドするならVPNはいれておいたほうがいいです。

フリーWi-fiは通信のセキュリティが結構甘いので通信内容を覗き見られる可能性があります。クライアントワークとかしてる人は特に気をつけたいですね。

僕は日本でNordVPNを契約して使ってました。VPNは色々種類がありますが正直どれもそんなに変わらないと思うので、とりあえず評価が一番高いこれにしました。

3年契約で15,000円です。使った感じも結構良かったです!

 

NordVPNを使ってみる!

 

食べ物

タイの屋台のご飯

タイの食べ物はめちゃめちゃ美味しいです!

「タイ米はまずい!」とか言ってる人いますが、全くそんなことないです。日本の米と同じくらい美味しい。

 

外に出ればそこら中に屋台が出ているので美味しそうなものを見つけたら食べてみるといいと思います。屋台なら1食150円〜250円くらいで食べられます(爆安)

「What is this?」とか「How much?」くらいの最低限の英語ならどこでも通じるので安心してくださいね。

 

「いきなり屋台は心の準備が…」という人は駅近のデパートで食べるのがオススメです。

値段は日本と同じくらいになるけど、屋台でよくわからんもの注文するよりはメニュー見て注文できる方がいいですからね。

「それも怖い…」という人はコンビニへダッシュしてパンとおにぎりを買いましょう。僕も来たばっかりの頃はよくやってました。海外まで来てこれじゃあもうわかんねえな。

 

宿

共用ドミトリーの宿で寝泊まりしていましたがめちゃめちゃ面白かったです!

暇なときは1階のカウンター席的なところでみんなで喋ったり、カウンター横を通りかかった人にいきなり声かけていきなり仲良くなったり、洗面所ですれ違った人にいきなり話しかけられてその後仲良くなったりと、日本にいたら絶対起こらないようなシチュエーションでいきなり仲良くなることが多かったですね笑

多分宿とかだとこのスタイルが普通なんでしょうね。日本みたいに「いきなり知らない人に声かけたら変に思われるかな…」とか全くなく、「面白そうだから」とか、「暇だから」「なんとなく」みたいな感じでガンガン声かけて来ます。ちなみにみんな超フレンドリー。

 

現地に慣れてきたら宿にいる知らない人にいきなり声かけてみましょう。すぐに友達になれます笑。

その人の背景とか聞くともっと面白いです。やっぱり世界中を旅してる人とか特殊な背景を持ってる人結構いますからね。

 

でも最初はやっぱり色々不安なので、どこで何をしたらいいのかわからなくなったり、どこにいればいいのかわからなくなったりします。

言ってしまえば、どこで何をしてもokです。いろんな国の人がいるので、もはやどこで何をするのが不自然とか変みたいな概念が存在しません。自分の好きな場所でやりたい・やってみたいと思ったことを何でもやってみましょう。すげー面白いから。

見てみたいものは見てみればいいし、使ってみたいものは使ってみると面白いです。

日本だと「何やこのガイジ…Twitterに晒したろ」と思われるようなことでも全然やって大丈夫です。誰もなんとも思いません。マジで(念押し)

自分に自信を持ちましょう。日本が狭すぎるだけです。

 

そういう僕はチキンなので最初の頃はずっとコワーキングスペースでパソコンカタカタしてるだけでした。この記事を読んでる人にはこうはならないでほしい。

 

人との出会い

宿には日本人もいて色々話を聞けたのが面白かったですね。

海外を放浪しているような日本人はいい意味で日本の常識みたいなものが通用しないので、いきなり話しかけてもokだし、名前知らないけど出会ったその日に一緒にご飯食べ行ったりしてもokです。多分海外放浪してる人はこういうのはあるあるなんでしょうね。

現地でかなり仲良くなって、今後も付き合いを続けていきたいと思ったらぜひ連絡先を交換しましょう。LINEをやってるのは日本人、台湾人、タイ人くらいなので、インスタかWhat’s appも入れておくといいと思います。

 

ちなみに僕は朝ご飯を食べる席がなくて困っているところを、たまたま席に座っていた日本人の方が声をかけてくれて一緒にご飯を食べながら色々お話したのが最初の人との出会いです。本当に優しい人だった…

1人と仲良くなると、その人経由でいろんな人と気軽に話せたりします。ぜひいろんな人に声をかけて話を聞いてみると面白いです。よくわからないけどめっちゃ凄い人も結構います。

こういった出会いがあるのもノマドの醍醐味ですね!

 

英語

ほとんどの場所で通じますが、一部通じない場所もあります。コンビニの店員には通じなかったことが何度かありましたね。

基本的に2回繰り返せば大体通じるのでそこまで心配いらないと思います。英語が話せない人はGoogle翻訳を使い倒しましょう。

 

ただ、タイ人の英語ネイティブというわけではないので、こちらの言いたいことが伝わらなかったり、発音が若干わかりにくかったりします。

そんな時は「sorry?」で解決です。

一番ダメなのはわかってないのにわかっているふりをすること。あとでわかってないのがバレた時にめんどくさそうな態度を取られます(こちらとしても心にくるものがある)。

 

それと「ん?ん?」みたいな態度をとることもダメ(これよくやりがち)。相手の言ってることがわかっているのかわかっていないのかくらいははっきりさせましょう。

宿で外国人同士の会話をちょっと聞いてましたが、5分おき間隔で「sorry?」連発してましたね。「何回も聞き返したら失礼かな…」とか思わずガンガン聞き返しましょう。わかってないのにわかってる風の態度をとる方がよっぽど失礼です。

どうしてもわからなかったら「Wait please?」→Google翻訳で対処します。

 

海外ノマドは英語できなくても大丈夫って本当?

一応英語ができなくても生きていくことはできますが、基本的に面白くない生活になります。

人と気軽なコミュニケーションが取れないし、みんなで楽しそうに盛り上がってる会話に入りたくても入れません。

例えるならクラスでみんながワイワイ楽しそうに話したりゲームしてる中、自分だけ端っこにいてずっとスマホをいじるしかないみたいな感じです。つらいですね。

英語ができない人のイラスト

(イメージ図)

1人でも楽しめる人なら別にいいですが、それでもやっぱりいろんな人と一緒に行動した方が楽しいのは言うまでもありません。英語はできた方が絶対に楽しいです。

 

詳しいことは以下の記事にまとめたのできになる人はどうぞ。

>>海外ノマドは英語できなくても大丈夫ってホント?実際に行ってみた

 

現地で役立つ英語集

これから海外ノマドになる人に向けて、僕が初ノマドで知っておいた方がいいと思った英語をいくつか紹介します。

 

・only cash/cash card:

→「現金」です。キャッシュカードと言われると「キャッシュカード?クレカのこと?」と思いがちですが、実は現金という意味です。ひっかけですね。

ちなみにcash cardと言われてクレカを見せると「あーね(苦笑)」みたいな態度を取られ、翻訳機が出てきます。思ったより心にくる。

 

・deposit:

→「預け金」です。宿にチェックインするときとかに「デポジット預けてね」みたいな感じで言われると思います。チェックアウト時にお金は帰ってきます。

僕はdepositの意味がわからず、適当に「No thank you.」と答えたところ、宿のスタッフと隣にいたインドネシア人に苦笑いされました。絶対許さない。

(でもこういう経験が英語習得に役立ったりしますよね)

 

・The check please?:

→「お会計お願いします」という意味です。レストランでご飯を食べ終わった時に使います。まあこれは現地で会計前に調べれば大丈夫ですね。

 

海外の人は思ったより優しいです

3週間ノマドして思ったことは、海外の人は思ったより優しいです。

困った素振りを見せると何かと助けてくれることが多いです。英語がわからなくてもボディーランゲージで頑張って伝えようとしてくれるので、気持ち込めて「Thank you so much!」を伝えましょう。

それと、困っていそうな人がいたら自分から助けてあげてくださいね。人助けした後って気分いいし、感謝されると誰だって嬉しいですからね。

 

よく聞く「タイで1ヶ月5万円生活」は可能か?

結論を言うと、可能っちゃ可能です。ただし色々条件があります。

 

まず、ご飯は屋台をメインにする必要があります。

屋台なら1食150円〜250円くらいで食べられますが、デパートのレストランだと500円〜700円くらいは平気でかかります。カフェ代はアイスカフェラテが1杯250円くらい。

あとタイは野菜が少ないので野菜ジュースを買ったり、お菓子やその他を合計すると食費は2万円前後です。

 

また、住む場所は個室ホテルではなく、共用ドミトリーにする必要があります。

共用ドミトリーは1つの部屋に2段ベッドとかがいっぱいあって、カーテンで仕切って寝るような部屋です。プライベートは一応ちゃんとある。

共用ドミトリーなら1泊700円〜1000円くらいなので、水道光熱費など全部合わせた家賃は2万円〜3万円ですね。個室ホテルだと1泊2,000円とかします。

 

通信代は30日10gbで3,000円くらい、15gbだと多分5,000円くらいです。

交通費やその他雑費も入れると、ギリ5万円くらいですね。貧乏ではないけど、散財できるわけではないといった感じです。

 

まあ無理に5万円に収めようとすると栄養バランスが偏ったり、QOLが下がったりするので、1ヶ月8万円あるとそれなりに裕福な生活ができると思います!

 

タイ・バンコク初海外ノマドまとめ

全体的にかなり楽しかったです!

日本にいたら絶対に体験できないようなことのオンパレードだったし、生活も快適でみんな優しくて、これといったトラブルもなくかなり平和に過ごすことができました!

 

1つ思ったことは、労働時間が少ないノマドはめちゃめちゃ楽しいということです。

1日の労働時間が5時間未満くらいの人なら十分に睡眠をとって、ゆっくり朝食を食べて、コワーキングスペースやカフェを探しながら、たまに屋台に寄り道したり、カフェでコーヒーを飲みながらゆっくり仕事をする。空いた時間でジムに行ったり、観光したり、ちょっと遠くまで遊びに行ったりもできるし、宿で仲良くなった人と一緒にごはんに食べに行ったり…というようなかなりキラキラした生活ができると思います。

 

逆に労働時間が長い人は海外ノマドはやめたほうがいいと思います。

労働時間が長い人はカフェでのんびり作業する時間もないので、とりあえずWi-fiが繋がるところを探してひたすらパソコンカタカタ、宿に戻ってもパソコンカタカタ、慣れない環境で睡眠不足と仕事のストレスと戦い続ける、でも周りはめっちゃ楽しそう、自分も混ざりたいけど仕事が終わらない…という感じで時間的にも精神的にも余裕がなくなって全然楽しめないです。せっかく海外に来てるのにこれじゃああんまりだよね。

言ってしまえば結局やってることは日本にいる時と変わらないわけなので、仕事に集中したい人はノマドしないほうがいいと思います。作業環境なら日本の方が上です。

 

それと、スキルが中途半端な人もノマドはやめた方がいいです。

本を持ち歩けないので、技術書がメインのインプットがかなりしづらい環境です(電子書籍なら大丈夫)。電子書籍じゃなくて本を使っている人は、基本自分の持っている知識とネットの情報のみで案件に対応しないといけないので結構大変です。

それに毎日作業場所を探す必要があるし、長期滞在になるとビザの問題も出てくるので移動しないといけなかったりと、仕事以外に時間を取られることが割と多いので、ゴリゴリのクライアントワークとかしている人だと仕事がやりにくかったりします。

 

という感じでかなり長いこと書いてしまいましたが、海外ノマドをやってみたい人はとりあえずやってみることをおすすめします!

今までの日本の生活とは全く違う生活が面白いし、毎日が刺激的でもうなんかとにかく面白いです笑

労働時間が長くてもスキルが微妙でも、やってみたい人はとにかくやってみるといいと思います。想像を超えた先には新たな創造が待っています!

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